第5回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」5 第四原理「条件適応の原理」 「条件適応の原理」とは、成長物内部に保有する内的条件と成長物を取り巻く外的条件とが一致したときのみに成長する、という原理である。つまり外的条件の変化に対して内的条件を適応させることで、人間は創造性を生み出し、成長していくことができるという意味だ。この原理は最も理解しやすく異論の余地はないことだろう。
続きを読む第603回男塾「60歳からは、好きに生きてみよう」2 アパグループの快進撃 「アパホテル」というホテルネットワークがある。先日、市場調査を兼ねて六本木にある「アパホテル&リゾート・六本木駅東店」という新築されて間もない最新のホテルに宿泊した。一階ロビーはバブル時代を彷彿される巨大なシャンデリアを吊るしてあり、屋上に大浴場とプールを設けている。昨今の繁盛ビジネスホテルの流れとして
続きを読む第4回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」4 第三原理「並列進行の原理」とは 第一原理「創造忍耐の原理」では、創造することがすなわち成長することだと述べた。しかして、第二原理「成長限界の原理」により、成長物が無限の成長を続けることはなく、必ず成長にも限界点が来るという事実を明かした。これもあらゆる事物に含まれる原理なので受け入れなければならない。 しかし、本論考の「成長
続きを読む第3回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」3 贅沢な全席個室の夜行バス 昨今、岡山に本社がある両備バスが新しい夜行バスを開発した。それが大ヒットしている。東京ー大阪間の新幹線運賃は14,000円、グリーン車は18,000円。しかし、夜行バスの運賃は通常、新幹線運賃の半額で運行することにより顧客を確保している。しかし、両備バスは新幹線のグリーン車より2,000円高い破格の2
続きを読む第602回男塾「60歳からは、好きに生きてみよう」1 前回ちょっとしたシリーズとして、「60歳からのちょっとした健康論」を書いた。健康に的を絞った論考のため人生論まで説けていない。そこで書き残した言いたいことを今回「60歳から好きに生きよう」というタイトルをつけて書くことにした、というか書いてみたくなった。 私のブレーンは60歳前後の人が多い。経営者もそれくらいの年齢が大半だ。
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