第619回男塾「景山民夫は知っていた」4 幽霊になるってどういうこと? 霊界知識の皆無によって、環境適応を拒み続け深みにはまっていくこととなる。深みにはまるとはどういうことかというと、実に平易な日本語で言うと幽霊になってしまうということである。柳の下に出没する幽霊も、自殺の名所にたたずむ幽霊も、交通事故現場にいる地縛霊という名を冠される幽霊も、サイパンで戦死したのに、未だに軍服を着
続きを読む第618回男塾「景山民夫は知っていた」3 景山民夫さんが伝えたかったことはこうだ 「本当はこの短編小説には解説があった方がいい」と思ったのが今回私が書きたくなった動機である。小説なのでまどろっこしい説明はないので、霊的見識力がない人にとっては、景山さんがいつものように面白おかしく書いているだけ、とスルーしてしまいがちなところを、「いや、しばし待たれよ! この小説は景山さんお得意
続きを読む第22回男塾「覇権国家の交代に見るNo.1に上り詰める法則」後編 「2位の国は1位になれない」という法則 いかがであろうか、覇権国ポルトガルに挑戦したスペインは敗れたが、次の覇権はオランダに移り、オランダに挑戦したフランスは破れたが、オランダの覇権は続かずイギリスが覇権を握った。そのイギリスにフランスは再び挑戦をしたが、やはり破れてしまいイギリスの覇権が続いた。その後ヒ
続きを読む第617回男塾「景山民夫は知っていた」2 景山民夫著 「ハイランド幻想 『地獄』」から 気がついたら、俺の足元に俺が倒れていた。 耳と鼻から大量の血を流してアスファルトの上に倒れているのは 、どう見ても俺自身で、しかし、それを見下ろしている俺も、 手足や衣服を眺めてみると、倒れているのと同じ人間であるとしか思えなかった。 まるで落語の「粗忽長屋(そこつなが
続きを読む第21回男塾「覇権国家の変転に見るNo.1に昇りつめる法則」前編 今回は、歴代の覇権国家の成り立ちの研究から、企業家が業界で覇権を握るための鉄則を歴史から学ぶとしよう。 今から78年前に海軍連合艦隊という航空母艦、戦艦、巡洋艦、駆逐艦、タンカーそれに艦載機として、戦闘機、爆撃機、偵察機などからなる海軍航空機部隊を編制した機動部隊を太平洋上に浮かべて、4年あまりの長期
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