第26回男塾「イスラエルとパレスチナ 人類史上最もやっかいな問題」4 取り返しのつかないイギリスの二枚舌外交 ではその後のパレスチナで起きた歴史を追っていこう。パレスチナの歴史にイギリスが登場して来ることになる。それはレフェリー役としてイスラエル・パレスチナ間の調停をしてくれるので良かったではないかと思う人もいようが、真逆である。 パレスチナ問題に対して火に油を注いだの
続きを読む第621回男塾「イスラエルとパレスチナ 人類史上最もやっかいな問題」2 アブラハムについて 本論からそれるが、ある意図があってアブラハムについて言及しておく。キリスト教では転生輪廻は認めていない。グノーシス派とかの神秘主義者がイエス没後に欠けた教えを修正するために活動したものの、弾圧を受けて転生輪廻思想が定着することはなかった。だからキリスト教では未だに転生輪廻の思想がない。
続きを読む第25回男塾「イスラエルとパレスチナ 人類史上最もやっかいな問題」3 世界に散らばるユダヤ人 イスラエルを追われたユダヤ人は、北アフリカを渡ってトルコを抜けてヨーロッパに移住した。彼らは行く先々で独自のコミュニティを形成していく。世界中いたるところに「チャイナタウン」と呼ばれる中華民族のコミュニティがあるが、ああしたものだ思えばよい。そのコミュニティは繁栄することもあったが、
続きを読む第24回男塾「イスラエルとパレスチナ 人類史上最もやっかいな問題」2 アブラハムについて 本論からそれるが、ある意図があってアブラハムについて言及しておく。キリスト教では転生輪廻は認めていない。グノーシス派とかの神秘主義者がイエス没後に欠けた教えを修正するために活動したものの、弾圧を受けて転生輪廻思想が定着することはなかった。だからキリスト教では未だに転生輪廻の思想がない。 しかし
続きを読む第620回男塾「イスラエルとパレスチナ 人類史上最もやっかいな問題」1 人類史上最もやっかいな問題 本タイトルは米国サンフランシスコ在住のユダヤ人であるダニエル・ソカッチ著「イスラエル 人類史上最もやっかいな問題」という著書名からヒントを得て、それに「パレスチナ」を加えてつけたものである。その方が今起きている戦争と、今後も終わりのない両者の紛争の実態を克明に表現しているからで
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