第602回男塾「60歳からは、好きに生きてみよう」1 前回ちょっとしたシリーズとして、「60歳からのちょっとした健康論」を書いた。健康に的を絞った論考のため人生論まで説けていない。そこで書き残した言いたいことを今回「60歳から好きに生きよう」というタイトルをつけて書くことにした、というか書いてみたくなった。 私のブレーンは60歳前後の人が多い。経営者もそれくらいの年齢が大半だ。
続きを読む第2回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」2 「成長の原理」と似て非なる「成功哲学」 では、成長するにはどうしたらよいか。そこには法則がある。それを「成長の原理」と呼ぶ。私は長年経営に携わって来たし、今も経営者として自社の経営をしている。また「経営塾」を通して数々の企業の経営を見させてもらっている。よって、経営は日常生活であり、息を吸って吐くようなものでもある。そのような
続きを読む第601回男塾「価値観の大逆転が迫っている」 今回は今私が思っていることを率直に述べる。 個人としての価値観の転換 人の顔かたちや性格が千差万別のように、人の価値観はそれぞれであり、何に価値を見出しているかはバラバラだろう。中国人などは「人を騙すことは賢いこと、騙されるのは馬鹿だから」という、とんでもない価値観を持っているほどであり、我々日本人の常識とはかけ離れている。
続きを読む第1回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」1 「男塾」の男とは何を指しているかというと「武士道」である。武士道を象徴的に「男」と呼んでいる。よって男塾とは「武士道塾」であるということ。では武士道とは何なのか。それは新渡戸稲造が世界に対して配信しているので参考にすればよいが、日本人ならば教わらなくとも一般教養として日本人という民族の血の中に脈々と流れ伝承されているものだと信じ
続きを読む第600回男塾「ちょっとした経営論」 建材メーカーの苦境 先日、某和室造作材の幹部と話しをした。売れないそうである。それはそうだろう。現代住宅に和室など設計しなくなって久しい。畳が敷かれてあっても畳の部屋ではなくリビングの隅にあるコーナーになっている。 畳コーナーであれば無論、鴨居、敷居など使わないし、襖も障子もない。欄間や書院などあろうはずもない。杉の羽目板の天井材も売
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