第6回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」6
第五の原理「分離・再結合の原理」
「分離・再結合の原理」の定義は、「成長物の内的条件と外的条件の機能をそれぞれ分解し、お互いが適合するように再結合すると、成長物は成長していく」ということなのだが、これだけ読んだらおそらく五つの原理のなかで最も難しく感じることだろう。
難しく感じる原理であればあるほど、数多くの事例を出すことによって容易に理解することが出来るようになるので、順次、「分離・再結合の原理」の実践による成長を見ていくことにしよう。
企業でいえば、自社の持っている弱みや強みを分析・分解し、そこからお客様が求めるニーズに合致する要素を抜き出して、それから再び構築し直すこと。まずは分析と分解することが、「分離・再結合の原理」の肝だ。
商品でいえば、その商品が持っている弱みや強みを分析・分解し、そこからお客様が求めるニーズに合致する要素を抜き出して、それから再び構築し直すこと、それが成長の秘訣であるということだ。