第323回男塾「イスラエル紀行・アラブ論中編」3 今回と次回が、アラブ編のクライマックスである。アラブ編は長文だが、息をついたらイスラエル・パレスチナ問題を歴史の虹として理解することを阻害する要因になってしまうので、一気に駆け抜けていくこととする。では出発しよう。 パレスチナの起源もアブラハム 「日ユ同祖論」なるものは、世界でも日本・イスラエルでも公認された史実ではないものの、実
続きを読む第322回男塾「イスラエル紀行・アラブ論前編」2 アラブ編なるタイトルをつけたが、いったいどこから書くべきなのか迷ってしまう。それほどテーマが膨大である。無論アラブ全体のことなど書けようはずがないので、イスラエルとの関わりにおけるアラブを書き、両者の不仲の原因が一体どこから来ているのか探っていく試みである。その途上で意外と日本人が知らない真実が炙り出されていくことだろう。 「ユダヤ
続きを読む第321回男塾「イスラエル紀行序論・マサダの砦」1 いきなりカタカナに似た文字が出迎えてくれて歓迎してくれた。遂にヘブライ文字の国に来た。見ての通り日本人であればかなりの部分をカタカナとして発音することができる。イスラエル人が、日本に来てカタカナを見てヘブライ文字と似ていると思うように日本人も逆になればそう思う。 9000キロも離れた日本とイスラエルが文字、言語、文化、宗教、しきたりが
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第299回男塾「日本人とユダヤ人、日ユ同祖論の真相に挑む!」5
ユダヤの旧約の歴史から始まり、日本の知られざるユダヤの痕跡を追跡して来た。いよいよ今回で完結するが、ユダヤのミステリー解明に終わりはない。
南ユダ大国はどうなったのか
一方、当面生き延びた南の「南ユダ大国」の民のことだが、西暦2世紀には強大化したローマ帝国によって結局、イスラエルの地を追放され、放浪し
第298回男塾「日本人とユダヤ人、日ユ同祖論の真相に挑む!」4
「ひらがな」「カタカナ」の起源
日本とユダヤの共通点、類似点を見て来た。それは、日本の伝統文化的なものの中にさりげなく残っていたが、特に宗教の神事に関わるもののなかに色濃く残っていた。更に、最も驚愕したのは、日本人が我ら固有の単一言語として認識している、いかにも日本的な文字、言葉、発音、の中にこそ、ユダヤのヘブライ