第608回男塾「史上最悪の特攻作戦・桜花特攻」
私はその時に書きたいテーマを探して書いている。と同時に、自分が知りえた知識や体験の中でどうしても皆様に伝えねばならないと思ったテーマも書いている。
歴史も、健康学も、経営も、ワクチンの真実も、日航123便墜落事故の真相も、軍事も、あの世の実相も、地上で生きている我々にとっては知っておかねばならない知識であると確信しているからである。そしてそれらはどれも正反対の意見があることが特徴である。つまり常識にはなっていない。だから正しい価値観を示さんとして男塾から「真実」を配信する意味があると考えている。
大東亜戦争の初期の日本軍は実に強かった。このことは折に触れ配信して来たし著書にも表している。但し戦局が一変し劣勢になってからの日本軍の戦い方は帝国海軍も帝国陸軍も精神論に大きく傾斜した酷い戦い方を繰り広げた。ミッドウェー、ガダルカナル、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、インパール戦、沖縄戦と海軍の戦い方は特に酷かった。
これらの戦いのことは今まであまり触れたことがなかったが、日本人で大東亜戦争の緒戦の戦いを知る者が年々少なくなっていく今、残しておかねばならないと思い始めている。負け戦の中に日本人が改めねばならない民族性の欠点が如実に表れているからである。よってこれから対米戦における太平洋での負け戦ばかりを取り上げ書いていこうと決意している。