第615回男塾「第二次世界大戦の分水嶺・ガダルカナル」3
※今回がガダルカナル戦に言及した論考の完結編である。10月7日のパレスチナ自治区ガザからのイスラエルへの大規模なロケット弾攻撃を受けての、イスラエルによるガザ自治区2500か所を空爆する攻撃に関して、急遽イスラエル戦争についての論考をはさんだため、このシリーズのあいだがあいてしまったことはお許しいただきたい。
零戦の機銃
機銃はエンジンのすぐ後ろの胴体上部に7.7ミリ二門に加えて強力な20ミリが両翼に各一門搭載されていた。7.7ミリは回転するプロペラの隙間を通過して発射される。プロペラ同調装置があるためプロペラに被弾することは絶対になかった。7.7 ミリは機体に穴を開けるだけだったが20ミリは炸裂弾であったので敵機に命中すると爆発する。