第609回男塾「第二次世界大戦の分水嶺・ガダルカナル」1 第二次世界大戦の分水嶺は「ガダルカナル」であってミッドウェーではない。ミッドウェー海戦は昭和17年6月5日、ガダルカナル戦は同年8月~12月、撤退作戦開始は翌年の18年2月からである。日本軍は両方の戦いで決定的な敗北を喫した。帝国海軍にとってはミッドウェーはターニングポイントになったし、帝国陸軍にとってはガダルカナルが陸軍
続きを読む第608回男塾「史上最悪の特攻作戦・桜花特攻」 私はその時に書きたいテーマを探して書いている。と同時に、自分が知りえた知識や体験の中でどうしても皆様に伝えねばならないと思ったテーマも書いている。 歴史も、健康学も、経営も、ワクチンの真実も、日航123便墜落事故の真相も、軍事も、あの世の実相も、地上で生きている我々にとっては知っておかねばならない知識であると確信しているからで
続きを読む第598回男塾「日本の北と南で同時に起きている安全保障上の危機」後編 元統合幕僚長の河野克俊氏の分析 この事件に対して元統合幕僚長の河野克俊氏が2023年4月14日にニッポン放送の番組のインタビューで見解を示しているので一部紹介する。 「これまでは『火星17』が最新でしたので、『火星 18』は最新型であり、なおかつ個体燃料です。 固体燃料ということは即応性が高
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第292回男塾「大東亜戦争によるアジアの解放は結果論や後づけではない」3
「帝国政府声明」と「終戦の詔書」には一貫性がある
昭和天皇は終戦の詔書で次のように述べられておられる。「朕は・・・・・」で始まる独特の天皇調の詔は誠に難解であり、終戦の詔書の全文を正しく理解している日本人はほとんどいないことだろう。それを現代語訳し、本論考に関係のある最も肝心な箇所をご紹介する。格調高い天皇陛
第291回男塾「大東亜戦争によるアジアの解放は結果論や後づけではない」2 日本軍アジア独立支援年譜 日本軍の作戦面での年表・年譜は多数存在するが、植民地の解放行動に的を絞った年表・年譜は存在していなかった。それゆえ、安濃氏は各国、各独立活動家による独立行動記録から事象をピックアップして取りまとめた「日本軍アジア独立支援年譜」を完成させた。 それは戦中だけではなく、戦前、戦
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