第6回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」6 第五の原理「分離・再結合の原理」 「分離・再結合の原理」の定義は、「成長物の内的条件と外的条件の機能をそれぞれ分解し、お互いが適合するように再結合すると、成長物は成長していく」ということなのだが、これだけ読んだらおそらく五つの原理のなかで最も難しく感じることだろう。 難しく感じる原理であればあるほど、数多くの事例を出すこ
続きを読む第5回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」5 第四原理「条件適応の原理」 「条件適応の原理」とは、成長物内部に保有する内的条件と成長物を取り巻く外的条件とが一致したときのみに成長する、という原理である。つまり外的条件の変化に対して内的条件を適応させることで、人間は創造性を生み出し、成長していくことができるという意味だ。この原理は最も理解しやすく異論の余地はないことだろう。
続きを読む第4回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」4 第三原理「並列進行の原理」とは 第一原理「創造忍耐の原理」では、創造することがすなわち成長することだと述べた。しかして、第二原理「成長限界の原理」により、成長物が無限の成長を続けることはなく、必ず成長にも限界点が来るという事実を明かした。これもあらゆる事物に含まれる原理なので受け入れなければならない。 しかし、本論考の「成長
続きを読む第3回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」3 贅沢な全席個室の夜行バス 昨今、岡山に本社がある両備バスが新しい夜行バスを開発した。それが大ヒットしている。東京ー大阪間の新幹線運賃は14,000円、グリーン車は18,000円。しかし、夜行バスの運賃は通常、新幹線運賃の半額で運行することにより顧客を確保している。しかし、両備バスは新幹線のグリーン車より2,000円高い破格の2
続きを読む第2回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」2 「成長の原理」と似て非なる「成功哲学」 では、成長するにはどうしたらよいか。そこには法則がある。それを「成長の原理」と呼ぶ。私は長年経営に携わって来たし、今も経営者として自社の経営をしている。また「経営塾」を通して数々の企業の経営を見させてもらっている。よって、経営は日常生活であり、息を吸って吐くようなものでもある。そのような
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