第2回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」2

第2回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」2



「成長の原理」と似て非なる「成功哲学」
では、成長するにはどうしたらよいか。そこには法則がある。それを「成長の原理」と呼ぶ。私は長年経営に携わって来たし、今も経営者として自社の経営をしている。また「経営塾」を通して数々の企業の経営を見させてもらっている。よって、経営は日常生活であり、息を吸って吐くようなものでもある。そのような生活を何十年も続けて来た。

「どうしたら企業が成長し続けることが出来るのか」「成功者と失敗者では、いったいどこが違うのか」。長年探求し続けて来た。自己投資に費用もかけ、数々のセミナー、研修会、講演会にも参加して来た。人生で出会った多くの人にも学び、そして独自の経営哲学を持つに至った。



「成功哲学」という著書がある。これはナポレオン・ヒルが著したものだが、鉄鋼王の大富豪アンドリュー・カーネギーがナポレオン・ヒルに対して、「世界中の成功者に会い、成功者というのは、なぜ成功したのか、必ずそこに共通項があるはずだからそれをまとめて本にしなさい」というミッションを与えて、30年の歳月を費やして完成したものだ。私にとってはもう40年も前に読んだ本だ。