第3回男塾「成長するものだけが生き残ることができる」3
贅沢な全席個室の夜行バス
昨今、岡山に本社がある両備バスが新しい夜行バスを開発した。それが大ヒットしている。東京ー大阪間の新幹線運賃は14,000円、グリーン車は18,000円。しかし、夜行バスの運賃は通常、新幹線運賃の半額で運行することにより顧客を確保している。しかし、両備バスは新幹線のグリーン車より2,000円高い破格の20,000円に設定した。ところが予約はいつも満杯で大ヒットしているという。
東京ー大阪間は新幹線なら2時間40分、夜行バスなら8時間かかる。スピードでは言うまでもなく圧倒的に劣っている。通常スピードを短縮した方が何でも勝利するのに、何故時間がかかるバスがうけたのか。
完全個室型夜行バス ドリームスリーパー
それは、一番目に居住空間にある。全席個室なのだ。バスなのに全席個室! バスなのに豪華!・・・シートはグリーン車以上の幅の80センチ、ちなみにグリーン車は60センチ幅。夜行バスのイメージは、若い人以外はとてもではないが眠れないというイメージがあるが、完全個室夜行バスは快適で熟睡出来るという。Wi-Fiも繋がり、仕事も出来、映画も楽しむことも出来る。個室なのだから過ごし方は自由だ。