第707回男塾「高市早苗首相のスタートダッシュお見事!」後編
高市首相による外国人政策(移民政策)の転換
高市首相は就任時に「私自身がライフワークバランスという言葉を捨てます。働いて!働いて!働いて!働いて!働いて!まいります」と五回も「働いて!」を繰り返し強調する発言したことを有言実行しているようで、首相官邸の執務室は深夜になっても光が灯っているという。睡眠時間は2時間から4時間であるというのだから凄まじい仕事ぶりである。実際に次から次へとパンチを繰り出し休むことはない。確かに高市政権は「決断と実行」をスピード感をもって行っている。
4日、高市早苗首相は「外国人政策」に関する関係閣僚会議の初会合を官邸で開いた。不良外国人問題は男塾で何度も扱って来た日本が抱える大きな課題である。私は政治家ではないので率直に訴えて来れたが排除とか排外という言葉は政治家は使えない。以前、「排除」という禁句を使ったばかりに現東京都知事が代表を務めた「希望の党」はメディアから叩かれ勢いを失ったことがある。
高市首相は「一部の外国人による違法行為が国民の不安や不公平感を招いている」と指摘し、「排外主義とは一線を画しつつも、政府として毅然と対応する」と言葉を選びメディアに揚げ足をとられないよう十分に警戒して決意を述べた。
そして「来年の1月をめどに外国人への基本方針を取りまとめる」と期限まで区切った。二か月余りで新たな「外国人政策」を立案し発表する、このスピード感は昨今の政権には見られなかった。「スピード」を最も重要視する高市政権の面目躍如である。