第705回男塾「高市早苗首相のスタートダッシュお見事!」前編
想定外!異例続きのトランプ大統領との会談
高市早苗首相の日米首脳会談はお見事であった。国際外交は未知数と言われていたものの、歴代総理が誰もができなかった強烈なインパクトを米国社会のみならず国際社会に見せつけた。デビュー戦は一ラウンドKOだった。
何せ初対面のトランプ大統領から高市首相に対して次のように語りかけたのだから。「私はあなたに知っておいてほしい。問いたいこと、疑惑に思うこと、知りたいこと、して欲しいこと、日本のためにできることがあれば言ってくれ、我々は駆けつける。・・・・・あなたは最も偉大な総理大臣の一人になるでしょう」
トランプ大統領はどこの国でもここまでの思いやりのある発言をし、未知数の新人の首相や大統領を称えたことなどない。トランプ大統領が「アメリカは、私は、あなたのために動く」と宣言したのだ。こういった言葉を引き出せたことだけでも日米首脳会談が大成功に終わったことを示している。
それにしても初対面なのにすぐに相手の懐に入り、まるで恋人同士の距離間に接近する芸当は誰でもできることではない。「女」だから男では到底無理な距離間を演じることができるといった面があるかもしれないが、おなじ女でであっても、とてもではないが可愛いと形容しがたいメルケル元首相では到底できないことである。あの弾けるような笑顔で接近されたら誰もが好意を抱くことになろう、習近平以外は。