2025/10/01

第699回男塾第回男塾「大イスラエル主義のネタニヤフは地球の禍」中編

国際政治
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第699回男塾「大イスラエル主義のネタニヤフは地球の禍」中編


先ほど配信した「世界二位に返り咲く日本帝国」は、誤送信です。よってまだ読むことができません。大変ん、失礼しました。本論考シリーズ完結後の配信予定です。

この世に偶然なるものはない
不思議なめぐり合わせだった。私が「大イスラエル主義のネタニヤフは地球の禍1」を執筆したのは、9月8日から9日にかけてだった。何かに突き動かされる衝動を覚え、男塾の管理画面に向かって夢中で書いた。「ガザ戦争が勃発して2年が経過しようとしているが、今も大変なことになっているのに、中東地域はこれからもっと大変なことになるのではないか」という予感めいたものを感じていた。


資料を集め執筆しているうちにそれは確信に変わっていった。ずっと指摘して来たように日本のメディア状況の中で普通に生活しているだけだったら世界の動きを正確に掴むことなど到底できない。ガザ戦争は「点」でしかなく、その背景には巨大な「悪意」がはたらいている。その「悪意」とは何であり、どこに起源があるか突き止めねばならない。


今のイスラエルは以前のイスラエルとは違う。はっきり言ってしまうと、第6次ネタニヤフ内閣が誕生し、「オクトパスドクトリン」が発表されて以来、イスラエルは世界一のテロリスト国家に変貌してしまっている。


西側報道ではISやアルカイダをテロリスト認定しているが、それは国家ではなく組織でしかないし、正規軍の近代国軍と比較したらその軍事力は脆弱である。しかしイスラエルは世界4位の軍事力を有する国家であり、その攻撃力はISなどのテロ組織とは比較にもならない。核兵器まで有しており、おまけに世界一の軍事力のアメリカと一心同体となっているのだから、それはそれは手強い軍事偏重国家である。

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