2025/05/07

第682回男塾「映画『不都合な真実』の不都合な真実」後編

国際政治
環境問題
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第682回男塾「映画『不都合な真実』の不都合な真実」後編



「ツバルは沈むどころか隆起していた!」という不都合な真実
随分引っ張って来たが、いよいよ「二酸化炭素によって地球温暖化している」という不都合な真実に言及する時が来た。


著書「不都合な真実」のP186~187の二面を使い太平洋の島の家が水没していく衝撃的な写真を掲載し、「海水面の上昇に伴い、太平洋の海抜の低い島国に住む人々は、既に家から避難しなくてはならなくなっている」と大きな活字で訴えたのは2006年のことであった。


アル・ゴア氏が映画で取りあげたことで脚光を浴びた南半球のフィジー諸島のツバルだが、「温暖化で解けた両極の氷で海水面が上昇し、島全体を海の底に沈めている」と指摘していたが、まるで嘘であったことが今では判明している。


満杯のコップに浮かんだ氷が溶けても水がコップから溢れ出ることはないではないか。それを言うならエコロジストが脅しに使うように、北極海の氷が全て消え失せ ホッキョクグマが絶滅する事態になったとしても、実はこの時点で反対側の南極の積雪量が増えており、氷床が成長しているという現実がある。「不都合な真実」では南極の氷が溶けていることを力説していたが、南極の氷の面積が増大しているのは科学的に実証しているのに、こう反論すると環境左翼は黙る。

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