2025/04/23

第98回効果絶大!!健康塾「この機会に平穏死を考えてみては」

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第98回効果絶大!!健康塾「この機会に平穏死を考えてみては」



二つの「死」の知識
タイトルを確認すると、「トランプ関税」によって世界は大混乱に陥っている今、「そんな辛気臭い話などエエわ」と言うなかれ。どんな時でもいつでもあの世に行く覚悟と準備は必要であり、そのための絶対的知識を生きているうちに得ていないと取り返しのつかない苦しみが待ち受けている。今回はそんな話である。森田氏という友人の死に遭遇してどうしてもあらためて伝えておかなければならないと思い、こうして筆を執っている。


株の乱高下は一過性のことであり一喜一憂していてはならない。もっと関心をもたねばならないことは沢山ある。最も重要で身近な「死」について考えないことは生命体として不覚である。なにせ「死」は自宅の玄関を出た向こうにある、常に隣接しオーバーラップした身近な世界のことであり、しかも誰しもが一生「死」につきまとわれていて、地上で生きている人全員がいつかその世界の扉が開くこととなっているのだから。


俳優の丹波哲郎氏は「壁の向こうに死後の世界がある」と言っていたように、黄泉の国は遠くの果てにあるのではなく、襖・障子ひとつはさんで存在している。神様の約束事があり、その扉はいつ開くのか地上の人間には知らせないことになっている。今日も、明日も、明後日も、肉体生命があると勝手に思っているが、明日が来ない人もいる。その日は突然に訪れる。


私は「死」の専門家でありたいと思っている。現代人は真実を知らないがゆえに苦しみをつくっているので何とか力になりたいと考えている。死の専門家は医師や坊主であるはずだが、現代社会では彼らは「死」とは何か知らない集団となって久しい。彼らに「死」のことを訪ねてもまともな答えなど返って来ない。

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