2025/04/15

第680回男塾「なぜ自民党議員の8割も親中派になってしまったのか」

国際政治
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第680回男塾「なぜ自民党議員の8割も親中派になってしまったのか」



次々と親中派になる自民党議員の謎
日本の政党政治は、米英のような二大政党政治体制にはなっていない。二大政党政治は国民票が拮抗していて政権交代が容易なため交互に政権を担うようになっている。そのため腐敗や絶対権力が生まれないのがメリットと言われていたが、それは昔の話であって二大政党政治でも民主党政権のダークサイド払拭のためトランプ大統領は骨を折っている。


権力があるところにダークサイドが生まれるのは世界共通のこと、いつの時代も権力は腐敗する。絶対権力ではなくても権力は腐敗する。それは人類の次元上昇がない限り今後もずっと続くことだろう。


日本の絶対権力者は「自民党」である。結党以来半世紀も政治権力の座にいる。ゆえに腐りきってプンプン悪臭が漂っていることは全ての国民の知るところである。一時期、国民の信を失い下野したり、「自・社・さ」連立与党内閣なったり、民主党政権が誕生したりもしたが、変化を好まない羊のような国民性が禍し、どんなに国民無視の利党政治をしても許され続け権力基盤を築き上げている。先の選挙では大敗したものの、民主党政権の悪夢が歯止めとなり、政権交代まではさせなかった。


権力の座に君臨することによって、補助金・助成金を乱発し合法的に金で票を買う政治をしたり、各業界との癒着によって血税をばらまいたり、国民から集める社会保険料を税金の位置づけにして勝手に使いこんだりして来た。世界有数の税負担国家に転落させておきながら、国家経営力が幼児並みで1,200兆円超という天文学的な財政赤字をつくりあげ毎年借金を積み上げるほど、長年の自民党政治の果実は腐敗し無能ぶりを天下に晒している。それでも国民は保守政党だからと投票し続けて来た。

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