第685回男塾「大東亜戦争は解放戦争だった」4最終回・・・日本は断じて侵略戦争などしていない・・・
松井岩根大将の厳命
このように東京裁判という法廷を開くうえで連合軍の都合によって突如南京事件は捏造されただけに過ぎず、ごく少数の嘘の証言に基づいて、既に引退し戦死者を弔うために観音様を掘って余生を過ごしていた松井岩根元大将を法定に引っ張りだし、戦争犯罪人として処刑に処したこと、それは極悪非道の常軌を逸した裁きであり、法治国家の法廷として恥ずかしい汚点である。
私は真逆の虚構の罪を被せられ処刑された松井岩根大将の無念を思うと、一日も早く南京事件がただの捏造であり事実無根であることを国際社会に認めさせねばならないと痛感する。日本軍は皇軍と呼ばれる天皇陛下の軍隊であったため、天皇陛下の名を冠する以上とても軍律が厳しく統率された模範の軍隊だった。松井岩根大将は陸軍士官学校の校長まで勤めており、その軍律は特に厳しく、人格は高潔であり、略奪、暴行、強姦などを固く禁じていたし、軍律を犯した者には厳しく裁いていた。
松井岩根大将は「日本軍が外国の首都に入場するのは有史以来のことで、世界が注目する大事件なので略奪行為や不注意による失火は厳罰に処す」などと厳命しているし、ある中尉が道に落ちていた婦人靴の片方を持ち帰っただけで軍法会議にかけられほど戦時国際法の順守が徹底されているほどだった。また戦意を喪失した将兵や一般市民に対しては「寛容・慈悲」の態度を摂るよう徹底させている。実際に戦闘で負傷した中国兵の手当てをいたるところで成している。
落ちていた婦人靴を持ち帰っただけで軍法会議にかけられるような、こういった高潔な司令官の元で厳しく躾けられた皇軍が、どうやって組織的虐殺行為が行われるというのか。欧米の軍隊がして来た乱暴狼藉は日本軍も同じようにするものだとの決めつけがあるのだろうか、下位にいる者は鉄の軍律を誇る上位の軍隊の素行を推し量ることなどできないものだ。「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志知らんや」とはこのことを指す。