第84回効果絶大!!健康塾「新ドローイン」3 最終回
ドローインの正しい姿勢
人にはそれぞれ立ち姿というものがある。見るからにだらしない立ち姿の人、膝が曲がって骨盤が前に出てしまっている、まるで高齢者のような人。反対に軍人のように起立した姿が凛々しい人、体幹が整った武道家のような人。立ち姿には必ず長年のクセが表れる。ドローインは単純な運動だが姿勢だけはやかましい。それは姿勢が効果に直結するからに他ならない。
姿勢の注意点はたったの二つだ。
①首筋をまっすぐ伸ばし、最も目線の高い状態を保つこと(当然、猫背は✖)
②肩を後ろに引くこと。
これだけだ。
首が前に傾き背中が丸まってしまっていて前かがみでドローインをしても効果はないことはないが低くなる。お腹だけの運動をしようとしているのに関わらず、その凛々しくない姿勢では、そもそもお腹が伸びる感じがないはずである。ドローインの基本姿勢をしたら胸が前に出て「エイトマン」のように格好良くなるし、お腹の皮が引っ張られるため、その時点で既にお腹に圧力を感じるはずだ。運動というからには身体のどこかに負荷をかかって圧迫するから脂肪の燃焼効果が表れるのだ。