2024/06/24

第651回男塾「安藤百福は偉い」4

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第651回男塾「安藤百福は偉い」4




百福、米国でカップヌードルのヒントを得る
1966年(昭和41年)になって初めて百福は欧米視察旅行に出かけた。世界へ 即席麺を広げるためのヒントを見つけたかったのである。その年はこの旅行で「カップヌードル」の開発にいたる重要な発想を手に入れることになる。


ロサンゼルスのスーパーにチキンラーメンを持っていった時のことである。何人かのバイヤーに試食を頼んだら彼らは首をかしげて困っている。麺を入れるどんぶりがない。そこで持ち出したのがコカコーラなどを飲むための紙コップだった。チキンラーメンを2つに割って紙コップに入れ、お湯を注いでフォークで食べ始めた。食べ終わったコップはポイとゴミ箱に捨てた。



「目から鱗が落ちるとはこういうことか!」百福はその時初めて欧米人は箸とどんぶりでは食事をしないという当たり前のことに気がついた。それまで美味しさには国境はないと考えていたが、超えるべき食習慣の壁が存在していたのである。

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