第624回男塾「エゼキエル戦争が迫っている中東の未来」2
中東諸国のイスラエルとの国交正化
アラブ地域では幾度もイスラエルとの戦争が起きているため、当然のことながらアラブでイスラエルは孤立していた。しかし敵国であっても「経済」という「利」によってイスラエルとの距離は縮まって来た歴史でもある。イスラエルのハイテク産業は好調であり、一つの繁栄を成し遂げているのを横目で見て、いくつかの国々が年数をかけて国交正常化に向けた動きをしたのだ。
まずは1979年にカーター大統領の時代に、「イスラエル」と「エジプト」は国交正常化を果した。
次に1994年にクリントン大統領の時代に、「イスラエル」と「ヨルダン」は国交正常化を果す。