2023/11/29

第22回男塾「覇権国家の交代に見るNo.1に昇りつめる法則」後編

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第22回男塾「覇権国家の交代に見るNo.1に上り詰める法則」後編



「2位の国は1位になれない」という法則



いかがであろうか、覇権国ポルトガルに挑戦したスペインは敗れたが、次の覇権はオランダに移り、オランダに挑戦したフランスは破れたが、オランダの覇権は続かずイギリスが覇権を握った。そのイギリスにフランスは再び挑戦をしたが、やはり破れてしまいイギリスの覇権が続いた。その後ヒトラーが台頭しドイツがイギリスに挑んだが、退けられ、その結果アメリカが覇権国となった。この順番は記憶しておいてもらいたい。


このように、ナンバー2の国はナンバー1の覇権国に挑んでも、必ず敗北するが、その結果勝利したナンバー1の国の覇権が続くのかと思いきや、3番手、4番手の国が覇権を握るという不思議なことが続いているのが、向こう500年間の覇権国変転の歴史である。何故そうなってしまうのかというと、中国・三国志などの知恵と知恵との戦いによる「計略」として捉えれば、実に理解しやすい。

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