2023/09/01

第10回男塾「成功は技術」3

その他
表示中のページ:1

第10回男塾「成功は技術」3




成功の技術・第一条「真実の成功者を真似る」
「成功するには本当の成功者を真似る」これが第一条である。では、どこで本当の成功者と偽物の成功者を見分けることができるのか、そのジャッジメントの基準を示しておかねばならないだろう。簡単である。それは、その人の言論と行動を見たら一発で分かる。


「神は死んだ」と、のたまうニーチェは地獄に堕ちている。共産革命を指導し6000万人の人民を殺戮した毛沢東も当然地獄。中共の親分であるマルクス、スターリン、レーニンなどもことごとく地獄である。暴力を肯定し嫉妬を合理化し、自由を抑圧する共産党思想に染まり天国に還れることは金輪際ない。それは指導者だけではなく、それを信じる共産党員も同じである。だから共産主義思想とか、共産主義体制とかは、この地上から抹殺されなければ人々は幸福になることができない。


あと、「果実を見る」ということによる判定法もある。北朝鮮に亡命する人はいないが、米国に亡命したい人はいくらでもいる。あのドラッガーもナチスの支配するドイツから米国に移り住んだ。つまり全体主義や共産主義のように自由のない国家体制から、全ての自由を保障する自由主義体制に人は移動したがる。ここに答えがある。政治体制としては「自由主義」こそが正しく、人間にとって幸福の源泉であるということだ。


よって自由を主張する人を真似るべきで、自由を保障しない人は真似てはならない。トランプ元大統領は自由を主張し、習近平は民衆に自由を与えようとはしない。自由を制限し抑圧する。宗主国であった英国との条約を破り、僅か23年で共産党政治体制に香港を組み入れたところにその答えである。


これだけでどちらが天国的でどちらが地獄的かも分かる。天国とは自由なところで地獄とは自由のないところである。社会主義、共産主義というのは、簡単に言うと国家を第一と考え、国家の繁栄のために国民があるという思想だ。主は国家で従は国民という考えの基に国家が出来上がっている。逆に自由主義は国民の幸福こそが第一であり、主が国民で従が国家である。

続きは会員様のみに配信しております