第8回男塾「成功は技術」1
本論考は読み方によっては、個人としては1億円以上、企業としては10億円以上得ることを保証する。
成功を考え続けて来た人生
成功についてずいぶん考え続けて来た人生であった。成功者に会って話を聞き、成功者の伝記を読み、成功哲学に学び、英雄の活躍に胸躍らせ、成功者の講演・セミナーに通った。実に膨大な時間とお金を費やして来た。確信できた理論を信じて実社会で実践することにより、一つの「成功」を掴むことができたこともあった。
掴んで実践した「成功理論」は全て正しかった。無論、全てを使い込むことなど到底できてはいない。しかしその理論の一部を使っても「夢」は叶い、目標完遂することはできる。
時は流れて、今は筆者自身がどうやったら成功するか、企業や個人にそれを説いている。筆者は経営コンサルティングもしているが、経営コンサルタントという肩書は大嫌いだ。そこには他人に成功理論や理屈や方法論を説き、人にやらせて自分は暴風雨の外にいるイメージがある。無論、経営者と一緒に汗を流し、ドブの中に手を突っ込み、泥まみれになっている現場主義のコンサルタントもいるのは知っているが、一般的なイメージは筆者にとってはあまり良くない。
筆者は、「こうやったら成功する」「企業が発展する」と説くのであれば、自分でやってみるべきだと思うタイプの人間である。自身で実践して成果を出したものだけが光を放つのであって、成果という体験を得ていない理論など人を感化することなどできやしない。