2023/07/21

第603回男塾「60歳からは、好きに生きてみよう」2

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第603回男塾「60歳からは、好きに生きてみよう」2




アパグループの快進撃
「アパホテル」というホテルネットワークがある。先日、市場調査を兼ねて六本木にある「アパホテル&リゾート・六本木駅東店」という新築されて間もない最新のホテルに宿泊した。一階ロビーはバブル時代を彷彿される巨大なシャンデリアを吊るしてあり、屋上に大浴場とプールを設けている。昨今の繁盛ビジネスホテルの流れとして大浴場はあってもプールまで設置してあるホテルはない。客室は機能的で申し分なかった、何でも通常のホテルのCO2排出量を1/3に抑制しているという。全体的にアパグループの快進撃の息吹を感じたものだ。


アパホテルは2015年時当時の時点で347ホテル56,600室、経常利益272億円とし、客室数でも利益水準でも日本のホテル業界で最大規模となっていた。そうなる前に元谷代表の「志」に接していたがほぼ完全に実現させたわけだ。モンベルの売上高が100億円、日本電産が300億円の時から見ているが快進撃をしていく企業の特徴は一点、元谷代表の抱いている夢がとてつもなく大きいことだ。


  アパグループ比較損益計算書 (単位 100万円)


そして2019年には遂に目標の10万室を達成し、10万756室とし、売上高1371億円、経常利益335億円とした。今後2025年までに、客室数は二倍以上の25万室、売上高2000億円、経常利益500億円、訪日宿泊人数800万人を目指している。世界がひっくり変えるくらいの社会的変化がおきなければ、おそらく達成していくことだろう。

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