2023/07/07

第601回男塾「価値観の大逆転が迫っている」

エッセイ
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第601回男塾「価値観の大逆転が迫っている」


今回は今私が思っていることを率直に述べる。

個人としての価値観の転換
人の顔かたちや性格が千差万別のように、人の価値観はそれぞれであり、何に価値を見出しているかはバラバラだろう。中国人などは「人を騙すことは賢いこと、騙されるのは馬鹿だから」という、とんでもない価値観を持っているほどであり、我々日本人の常識とはかけ離れている。


だから空気を吸うように嘘をつく。日本では「嘘は泥棒の始まり」という諺があるが、彼らには正直を旨とする日本人の心が分かるまい。このように中国人と日本人では価値観はまるで違う。価値観が違うどころか善悪がひっくり返っているとも言える。


人は両親の影響下で大きくなり、それぞれの性格を築き上げていく。もっと正確に言うならば過去世の魂の傾向性を持ち越しながら現世で受ける教育の影響を受けて個性を持つにいたる。だから同じ教育を受けて育った兄弟達は同じ性格で同じ価値観かというとまるっきり違ったりする。過去の転生の歴史が人格形成に作用しているために絶対に同じ人間にはならない。


無論、学校の先生、その他の人の影響を受けるためにハンコで押したように同じ価値観の人間はできないものの、生まれる前から備わった魂の傾向性(性格)の違いがなければ説明がつかない。科学者は遺伝子論によって説明しようとしているがまるで的が外れている。唯物論に堕してしまっている物理学者は死後の世界も転生輪廻も天国地獄も信じることなく、DNAこそが人間という生物の転生輪廻の主体であると言ってはばからない。しかし、魂としての転生輪廻を前提にしないと真実に到達することはない。

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