2020/09/09

第465回男塾「ウイルスへの考え方」後編

国際政治
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第465回男塾「ウイルスへの考え方」後編



台湾のコロナ対策成功事例

社会的距離をおく政策という「正攻法」で最も効果を上げたのは、間違いなく台湾である。累計感染者数487人、死亡者数7人、回復者462人という実績を見ると、感染対策は世界一であったと言ってよいだろう。

台湾には17年前にSARSによる苦い経験がある。そのことによって、コロナ危機への対応は実に俊敏であった。この辺りは、実際に台湾にいながら台湾政府のコロナ封じ込めをルポした門田隆将氏の著書「疫病2020」に詳しく掲載されているので、興味のある人は読んでもらいたい。



武漢が閉鎖される前日の1月22日に台湾と武漢の旅行を禁止した台湾は、すかさず中国へのマスク輸出を全面禁止した。「中国人は必ずマスクを大量購入し、高値で売る」と、考えたからであり、台湾人は中国人の本質をよく理解している。実際に中国はマスク、医療用防護服の買い占めを世界中で行ったばかりか、マスク製造のための工作機械まで買い占めた。台湾の判断はクレバーだった。その反対が日本だ。

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