2020/07/20

第455回男塾「食料危機はどうやっても来る」中編

政治
表示中のページ:1

第455回男塾「食料危機はどうやっても来る」中編

~戦後ヤミ市経済はどんなものだったのか編~



大恐慌、食料危機、戦争などによって、究極には経済が崩壊し、20世紀から連綿と積み上げて来た経済体制が崩壊すれば、詰まるところ原始化する経済に戻る。原始化する経済とは、物々交換の経済のことだ。それは戦後、多くの日本人が経験したことであり、それを闇市経済と呼んでいる。「まさかそんな」とお思いだろうが、戦時中と変わらず資源がなく、世界自由貿易に依存している日本では起こりうる。

しかし経済力が世界第2位~3位の日本では、今の現代人は配給と闇市経済の時代のことを忘れ去って久しい。戦後経済など通り過ぎた過去の出来事であり、今に生きる我々にとっては関係がないと思っている。

阪神淡路大震災にせよ、西日本豪雨災害にせよ、東日本大震災にせよ、そして今回の球磨地方豪雨災害の被害があっても、助けてくれる政府があり自治体が機能していたら、時間と共に復興することができるが、日本全国がその状態になってしまったならば助けは来ない。おそらく補助金も助成金も寄付金も止まる。

コロナ禍を考える時、それとセットで始まっているコロナによる世界自由貿易の崩壊、また同時に来るであろうバッタの蝗害(既に始まっている)、そしてその延長線上に起きるであろう世界恐慌、食料危機、戦争、その他と、パンドラの箱を開けたかの如き同時多発的災難が襲ったならば、今の平和を前提とする生活は木端微塵に破壊されることとなる。

続きは会員様のみに配信しております