2019/05/08

第378回男塾「今こそ、憲法改正の国会発議を」後編

政治
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第378回男塾「今こそ、憲法改正の国会発議を」後編


国家よ、正気を取り戻せ
ジャーナリストの櫻井よしこ氏は著書『日本の覚悟』で、次のように語っておられる。

「今、わが国を取り巻く情勢は本当に厳しいものがあります。今年は明治維新から150年。明治維新の当時の国民も国民の代表も賢く、国際情勢も日本にある意味、味方して、わが国は列強諸国の餌食、植民地にならずに済みました。でも今は、朝鮮半島情勢、中国、そして何よりも我が国のたった一つの同盟国であるアメリカを見ても分かるように、世界はまさしく歴史的な大転換を遂げようとしているのです。

その中で、国として生き残るという重要な責務をどのように果たしていくか。国民の命と生活、国土、言語、文化、信仰、暮らし方など、私たちが日本国民としてこれからも末代までずっと守っていかなければならないものがある。しかし、その守る力を私たちは今持っているのでしょうか。この点が非常に危ういのです。だからこそ、国を護る力というものが何なのかということを考えなければならないのです。

まず、第一に国民の精神があります。その精神を支える力が要ります。その力とは経済力だけでは足りません。軍事力もいります。そのために一日も早く憲法改正をしなければならないのですが、国会では維新を除く野党の皆さんの方が、審議に応じないのではありませんか。審議しない国会議員は、議員としての責任を放棄しているに等しい。そのような状況を決して許す訳にはいきません。



野党の支持率が上がらない理由
かつての野党は、この憲法改正問題について、今よりずっと真面目だったと思います。立憲民主党を代表する枝野さんが、数年前の「文藝春秋」に書いていた論文「憲法九条、私ならこう変える」をお読みください。感心いたしました。枝野さんは憲法改正の必要性をきちんとその中で認めているのです。

わが国の憲法には、自衛(自衛権)のことが書かれていない。これは間違いである。国を護る力である自衛権、自衛隊を憲法に書き加える事(加憲)を、事実上認めていらっしゃいます。ところが今、野党の皆さん方は政局ばかり走っている。安倍総理の下での憲法改正は駄目だという。誰の下で改正するのでしょうか。

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