2026/05/13

第回男塾「未来はこうなる」1

その他
表示中のページ:1

第回男塾「未来はこうなる」1



未来を予見させるエピソード
世界初の量産型普通電気自動車・日産リーフは西暦2010年に発売されたが、岡山県では私が一番に購入した。担当していた営業マンがそう説明していたのでそうだったのだろう。法人名義で購入し、社用車として使った。記念すべき販売一号車だったため日産サティオ岡山の役員社員総出で見送られながらアクセルを踏んで市内走行を楽しんだ。


電気自動車の世界を始めて体験したが、滑り出しの良さに舌を巻いたことを今でも覚えている。明らかに今までのレシプロエンジンの自動車とは異質のドライブ感覚で、当時の電気自動車であっても加速力は異次元だった。


人には「まるで新幹線のような走り心地」と感想を漏らしていたことを思い出す。この貴重な体験は未来を予感させるのに十分だった。先ほど"社用車として使った"とは書いたものの、実際は従業員はあまり利用してくれなかった。というのも当時の最長走行距離は満タンに充電して僅か"100キロメートル"だった。県北の津山市との往復距離は130キロメートルあり、一回の充電で往復もできないくらい実用性に欠けていた。無論道中には充電基地局はなく遠出は不可能な車だった。


そのことは百も知っていて購入したのには理由がある。事業規模拡大のため新店出店として岡山市南部に岡山南店の常設展示場を建築したのだが、その住宅のコンセプトは「未来住宅」だった。得意な片流れ勾配屋根の設計をし、それに18キロワットの大容量太陽光を乗せて自家発電させ、なおかつその太陽光から直に日産リーフに充電できるようにした。住宅で使用する消費電力も自家用車への充電も、全て太陽光発電で賄うことができるゼロ円住宅をセールスポイントとした。

続きは会員様のみに配信しております