第720回男塾「労働力不足をどうするか」中編
外国人労働者の供給だけでは失われていく労働力は補充できない
減少していく生産者人口を女性・シニアで補充することは到底無理なことが分かった。ではどうかるかというと今のところ「外国人の労働力に頼るか」、ということになっている。外国人労働力の活用こそが人手足対策の中心を担うと自民党政府は考え岸田内閣から移民政策に切り替えた。但し今の高市内閣はそう考えていないため揺り戻しが来ている。
「外国人との秩序ある共生社会推進担当大臣」なる大臣ポストを設け鋼鉄の意思を持つ小野田紀美氏を大臣に任命し外国人対策にあたらせているが、それこそが高市内閣の移民政策の転換の姿勢を表している。
このように現政権は移民政策の看板を外そうとしているように見えるが、移民政策に舵を切るにせよ移民政策をとらないにせよ、ここは冷静になり本当に外国人労働者に頼れば激減していく労働力の不足を補うことができるのかを統計と推計を参考に算数的分析をしておく必要がある。
結論を先に言うと・・・外国人労働力を増やしたところでとてもではないが激減していく労働力不足の補充にはならない。