2026/04/03

第718回男塾「進路を誤るなかれ」

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第718回男塾「進路を誤るなかれ」



はじめに
日本は幾度も進路を誤って来た過去をもつ。


大東亜戦争は国家としての進路を誤ったとは思わない。アジアの同胞の解放による大東亜の繁栄を志し、白人国家に対して立ち上がったことは義であり、全てが誤った判断をしたとは思わない。ただし、対米戦争での大戦略や、海軍の緒戦での戦略的失敗、戦争終決への道筋には疑問点が多々ある。しかし、開戦の数十年前から「オレンジ計画」を策定するほど反日政策を掲げる新興国アメリカとは、いずれ両雄はぶつかっていたことだろうから、先の大戦は拡張政策を進める東西の大国の覇権政争であったと見なければならない。


ただし戦後の日本人が血のにじむような努力を重ね短期間で奇跡的復興を遂げ空前の繁栄を実現させたにも関わらず、1980年台後半から政・官・民をあげての意図的なバブル潰しを成し、世界第一位になりなんとする国家をものの見事に転落させて失われた三十年をつくりだしたのは「誤り」という平易な日本語だけでは言い表すことのできないほどの国家的自殺行為だったと言えるし、その後繰り返す消費増税によって消費景気を奪い長期に渡って経済的後退をさせたのは自民党政権による政治政策の大失敗であったと断言できる。


「財政赤字がゼロで未来永劫貿易黒字しか出ない」と言われた国家が1,300兆円を超える財政赤字国家に転落したのに合理的理由などあろうはずもなく、ただただ自民党政府による経済政策の失敗が継続的に行われたからに他ならない。

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