2017/01/20

第236回男塾「世界に誇る堂々たる日本の精神 3」

ビジネス
歴史
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第236回男塾「世界に誇る堂々たる日本の精神 3」


(3)経営者なら知っておきたい日本的経営と武士道精神



100年以上前に新渡戸氏が答えを出した「武士道」という精神は、今のリーダー不足と言われるビジネス界において、改めて学びなおす必要があると思う。と、同時に新渡戸稲造の著書「修養」も現代人に是非とも読んでもらいたい良書である。

儒教の経典の一つに「大学」という書物があるがそこにはこういうくだりがある。
「古の明徳を天下に明らかにせんと欲する者は、まずその国を治む。その国を治めんとする者は、まずその家をととのう。その家をととのえんと欲する者は、まずその身を治む。その身を治めんとする者は、まずその心を正しくす。その心を正しくせんとする者は、まずその意を誠にす。その意を誠にせんとする者は。まずその知を致す。知を致すは物にいたるにあり」。

つまり治国を成すには、自己の意思の力によって、自己の一身を支配することから始まると説いている。「すなわち修身とは、克己ということが元となって、肉体の欲望のために心を乱さないよう、心が主となって身体の動作または志の方向を定め、整然として、順序正しく、方角を誤らないよう、挙動が乱れないよう、進みゆくという意味である」と新渡戸稲造は説き、修身の重要性を青年に訴えたものが「修身」という本を書いた目的だ。その内容は実に深淵かつ根源的な教えであり、克己心を養う良書であり、「日本を一等国にするのだ」という、明治の人達の気概が時空を超えて伝わってくる。青年にも、社会人にも一読を勧める次第である。

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